COSMIC YOGA
”健康な心と身体を創るためのヨガを”
1983年 COSMICYOGA 創設者今野紀久子師の理念です。
この理念に基づき、COSMIC YOGAはアシュタンガヨガクラスと女性特有の子宮の不調へのサポートを行っています。
シュリ・K・パタビジョイス師により教え伝えられた伝統的なアシュタンガヨガは現代人によって効果的に身体と心の調和をもたらします。
アシュタンガヨガは正しく取り組むことによりセラピーとしての効果が得られ、身体や心の不調を整えます。
ヨガは単なるエクササイズではありません。
COSMIC YOGAは身体だけの練習にとどまることなく、アーサナ(ポーズ)が心と身体にどのような効果があるのか?を
理論的、科学的に理解できるように座学のクラスも設けています。
女性のための身体と心のサポート
生理痛、PMS、不妊症、更年期障害、子宮筋腫や子宮内膜症など女性特有の子宮の不調
これらを子宮とつながる2本のエネルギーラインの滞りを解し、子宮のバランスを整えることで改善していきます。
皆、身体が違うのでマタニティー、産後のためのヨガはパーソナルでその方に合った取り組みをご指導、
COSMIC YOGAならではの施術だけでなく、自己メンテナンス方法もお伝えしています。
年末年始ヨガワークショップ受講者募集中
お問い合わせ
アシュタンガヨガについて
“シュリ・K・パタビジョイスによって考案されたアシュタンガヨガ”
ヨガは人生の哲学であり、心身ともに活力に満ち溢れ健康な体をつくります。
アシュタンガヨガのひとつひとつのポーズを正しい順番で練習していくことにより、肉体、心理、精神といった、人体が潜在的に持っている能力を効果的に伸ばしていくことが可能になります。呼吸(ウジャイ・プラナヤーマ)、ポーズ(アサナ)、目の位置(ドリスティ)この3つを同時に正しく行うことで私たちの感覚とより奥深くにある意識をコントロールできるようになります。また定期的、献身的な練習を行うことにより、心身の安定を得ることができます。
「アシュタンガ」とはサンスクリット語で、ヨガの八支則を指します。これらは禁戒(ヤマ)、勧戒(ニヤマ)、ポーズ(アサナ)、呼吸(プラナヤーマ)、五感のコントロール(プラティヤハーラ)、集中(ダーラナ)、瞑想(ディヤーナ)、三昧(サマーディ)の8つの枝から成っています。このひとつひとつの枝はお互いを支えあっています。これは、呼吸を正確に行うためにはポーズの修得が必要であり、それができてはじめてヤマ、ニヤマを身につけることができる、といったように全てが繋がっているということです。最初の外部的な4つの枝(ヤマ、ニヤマ、アサナ、プラナヤーマ)をしっかりとマスターしていくことにより、内部的な後の4つの枝(プラティヤハーラ、ダーラナ、ディヤーナ、サマーディ)が自然と進化していくのです。
「ヴィンヤサ」とは呼吸と身体の動きを同調させることを指します。呼吸は一つのポーズから次のポーズへと動きを正確につなげる手がかりとなります。呼吸を通じ身体に入って来るエネルギーを外に漏らさないようにするテクニックである“ムーラバンダ”と“ウディヤナバンダ”を使いながら、呼吸と動きを同調させることにより、その結果体の中に非常に強い熱が発生します。この熱が筋肉や臓器を浄化し、体の中にたまった毒素を体外に排出させます。またこれと同時に有益なホルモンやミネラルが身体の中から放出され、汗が体の中に擦り戻されることにより更に体に還元されるのです。また呼吸がヴィンヤサをコントロールすることで、さらに効率のよい血液の循環が行われます。このような作用によって軽く力強い身体がもたらされてくるのです。
アシュタンガヨガのシステムは3つのグループに分けられています。プライマリーシリーズ(ヨガ・チキツァ)は体を浄化し、身体のゆがみを矯正します。インターミディエイトシリーズ(ナディ・ショダナ)は神経器官を浄化し、エネルギーの経路を開き、きれいにします。アドバンスドシリーズA、B、C、D(スティラ・バガ)はさらに高いレベルの柔軟さと謙遜的な姿勢を必要とし、ヨガの修練が持つ力強さと優美な面を統合します。
次のレベルのシリーズに進む前には、その前のレベルのシリーズを完全にマスターしていることが条件となり、ポーズが正確に順番通り行われていなければなりません。全てのポーズはその次のポーズへの準備となり、次のポーズへ移行するために必要な力強さやバランスを養うためのものであるということを忘れないでください。
呼吸について:
アシュタンガヨガでは一定に連続した深い呼吸がとても重要視されます。呼吸が身体の動きを導くことで、動きがポーズを生み出し、それぞれの体の動きがなめらかに正確で完全に安定したものになります。
シュリ・T・クリシュナマチャリヤとシュリ・K・パタビジョイスは「呼吸は人生である」と説いています。呼吸は私たちが行う最も根本的且つ不可欠な行為であり、神聖な物として扱われています。吐く息は神へ向かう行為であり、そして吸う息は神から授け物をもらう行為であるというように。私達は最期に息を吐ききって死に到ります。これは最終的な神への完全降伏を意味しているのです。
練習について:
努力無しには結果はありません。これまで西洋に紹介されてきたヨガのイメージとは違い、アシュタンガヨガは力強さやスタミナや汗をもたらします。この肉体的にハードな練習を続けることは大変な努力を必要としますが、その結果、身体中にたいへんなエネルギーがもたらされ神経器官は浄化され、ますます力強く生き生きとなっていきます。そして精神的にはますます明るく光り輝き、明瞭になっていくでしょう。
「みるもの全てに神をみることができるようになる。」とシュリ・K・パタビジョイスは言っています。練習を重ねることでのみ、私達のグルがいつも言っていることの真理を感じ取れるのです。
「全ては神である。」
アシュタンガヨガを学ぶ際には、必ず伝統的な方法でトレーニングを積んだ先生から学ぶようにして下さい。正しい方法でトレーニングされた先生からのみ、心身を傷つけることなく安全で安定した練習を行うことができるのです。
アシュタンガヨガ研究所
シュリ・K.パタビジョイス/Director
シャラート・ラングスワミー/ Assistant Director
住所: #235 8th Cross, 3rd Stage
Gokulam, Mysore 570002
Karnataka, India
以上の文章はシュリ・K・パタビジョイスの承認を受けた上でアニー・ペースが作成したものです。
この文章は一切の変更無しでの場合のみ、再配布が可能です。
ヨガティーチャー 天野 晶 (あまの あきら)
仙台市出身、心身健美コズミックヨガの創設者今野記久子師の元、12歳からヨガを始め
2003年神奈川県真鶴にてCosmic Yoga真鶴を設立、指導を始める。
2004年にケン・ハラクマに師事、アシュタンガヨガを始め、2011年Cosmic Yoga仙台を設立、2014年より仙台に拠点を移す。
2016年より毎年、インドマイソールにKPJAYのサラスワティ師の元練習に取り組んでいる。2011年よりアウトドアウエアPatagoniaのサポートを得ながら自身のアシュタンガヨガの練習と指導に力を注いでいる。
2011年、東北大震災支援団体YAM( YOGA & MUSIC)の設立に携わる
3人の子どもを出産、育児をしながら練習をした経験を活かして妊娠中、出産後のアシュタンガヨガの練習方法と体調に合わせたセルフケアも指導、2014年よりタイ、チェンマイ地方の伝統医が行う子宮施術を習得、不妊症、生理痛、生理不順、子宮筋腫など女性特有の子宮の不調を施術とヨガでサポートしている。
イベントなどでインド楽器のハルモニウムを演奏しながらサンスクリット語のマントラを歌っている。
私がサラスワティ先生から学んでいるアシュタンガヨガは正しい取り組みをすれば「どなたにでもできる」素晴らしい練習方法です。
焦らずじっくり取り組むことにより体と心を柔軟に強くすることができます。何が起きるかわからない困難な時代に根底からの”強さと優しさ”を得ることができるインドに伝わる伝統的なヨガを沢山の方々にお伝えできたらと思います。 天野 晶(あまの あきら)